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 踵の痛み、セバー病(踵骨骨端炎)に対するオーソパシックメディスン(医学名称 フェイシャルディストーションモデル)と現在の整形外科の概念とその処置を比較し、最新手技医療の即効性と必要性をここに紹介します。

 セバー病(踵骨骨端炎)とは、10歳前後、特に男子に発生する疾患です。発育途中の踵の骨に繰り返される運動によるアキレス腱の牽引力が加わり、レントゲンで確認できるほどに骨の異常をきたす骨端症です。
 その症状は非常に激しく、疼き、歩行やランニングだけでなく、靴を履くことすら苦痛に感じます。この疾患もまた、スポーツに打ち込む少年期の大切な時間を無駄にさせ、将来性を秘めた才能をその世界から消失させる疾患の一つです。

 整形外科では
 基本的に保存療法を選択し、局所を安静に保ち、足底板等を着用させ自然に症状が止むのを待ちます。
 また、成長がある程度進むと症状が自然に消えるので「痛むならスポーツ活動を中止すればよい」と言う考えからあまり積極的な対応はなされません。

 オーソパシックメディスンでは
 セバー病は、繰り返される刺激によるアキレス腱付着部の外傷であると考えます。
運動により繰り返される過剰な刺激によるストレスが原因となり、アキレス腱膜、軟骨骨端部に異変が生じ、結果として症状が発生します。
その異変を直接矯正し還元させるので、従来にない効果を齎すことが可能です。


 何故セバー病は発症するのか?

 現在の整形外科的概念では、“アキレス腱の繰り返される牽引力が原因となり、発育期の骨端部にスポーツなどのOVER USE(使いすぎ)による小外傷が生じ、骨端部を変性させる”とされています。したがってこれという処置はなく、自然に治るのを待つほかにないようです。

 オーソパシックメディスンでは、患部に発生した断裂や変性をより深く分析しています。
 我々の体は骨や筋肉などのパーツを寄せ集め、組み立てられたものではありません。
それは小さな精子と卵子が結合し、細胞分裂を繰り返し、そして人体となり成長して行きます。したがって体を構成する筋肉や人体、骨、皮膚など、全ての組織はつながっています。
 例えばふくらはぎの筋肉は、徐々にアキレス腱に変化し、踵の骨に近づくにつれ硬さを増し、骨膜に溶け込み骨へと変化しています。一般的に「付着部」と言う言葉があるので、腱や靭帯は骨にくっ付いているような感覚を受けますが、実際には徐々に変化しています。
その変化している部分には、骨のような硬さと腱や靭帯のような柔軟性との二つの性質を持った領域(中間領域)があります。
その中間領域は、常に外力に対しその硬さを変化させています。異常な外力が中間ゾーンにかかったとき、中間ゾーンは硬さを変化させる能力を失います。
それが痛みとして脳に表現され、踵の骨を引き出し、炎症を起こし、激しい痛みを発生させます。これがセバー病の発生メカニズムです。
したがって本当の意味でのセバー病の治療は、アキレス腱膜に発生した裂傷と、その付着部の異常を元に戻すことです。
 したがってオーソパシックメディスンでは、異常を起こした部分に直接矯正を用いることにより、短期間での治癒を齎すことが可能です。

 言うまでもなくセバー病は、骨盤や背骨が原因ではありません。それはどの医学書を見ても明確です。これは一般的な常識です。
 しかしながら日本では、民間療法に対する一定の基準がないため、いまだにこの疾患に対し背骨や骨盤を矯正しようとする愚かな考えを持つ者が多いようです。自然治癒能力を向上させて治癒させることの出来る外傷など存在しません。
 セバー病を治癒させるには、その原因を適切に還元させることの出来る方法を選択することが肝要です。
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