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各種疾患の説明・症例の紹介


脊柱管狭窄症

症例の紹介

 34歳 男性 脊柱管狭窄症
 2000年1月、Aさんは腰痛と両側の臀部から大腿後面、ふくらはぎに放散する痛みと痺れの愁訴でオフィスを訪れました。整形外科での検査は受けていませんでしたが、Aさんの症状、歩行での悪化、しゃがむことで軽減する症状、腰を反らせることで再現される痛みと痺れ、などから脊柱管の狭窄による神経圧迫が疑われました。
 Aさんは直に筋膜組織の歪曲タイプに識別され、そして対応する矯正法が適用されました。続いて腰椎周囲の組織を開く矯正法が行われました。Aさんの症状は徐々に軽減し、8回の矯正セッションで完全に症状を消失させました。


 45歳 女性 脊柱管狭窄症、脊椎すべり症
 以前に腰椎のすべり症の診断を受けていたFさんは、2ヶ月前から発生した両側臀部と下肢の激しい痺れと痛みを訴えてオフィスを訪れました。Fさんの症状はかなり深刻で、常に激しい痛みが存在し、睡眠を妨害され、痛みの増加から腰を動かすことを苦痛に感じていました。その時点では、歩行により症状は悪化し、休息を取っても症状の軽減にかなりの時間を要していました。
 しかし彼女は、長期間の症状の激しさと、悪化はするものの軽減はしない苦痛から、“このまま治ることは無いのではないか”と落胆はしていましたが、その常態が深刻な状態にあることを認識していませんでした。と言うのは、彼女は整形外科ではなく、かかり付けの外科に行き、レントゲンのみの検査で“単なる坐骨神経痛”と言う診断を受けていたからです。
 彼女の症状から、脊柱管の狭窄が疑われることを告げましたが、彼女は半信半疑のようでした。彼女の疾患は筋膜組織の歪曲タイプに識別され、最初に下肢から臀部の歪曲が矯正されました。直に彼女は症状の軽減を認識し、軽快に歩き、腰を曲げ伸ばし、或いは捻ることが出来る様になりました。この時点で、彼女の実際の疾患と彼女の疾患に対する考えとの間にくい違いが生じました。
 脊柱管狭窄症は、脊柱管周囲でMRIなどで実際に確認出来る変化が生じた疾患です。それを外部からの影響力で還元させるには限界があります。例えそれが他の症例のように成功するとしても、複数の矯正セッションが必要です。そしてこの時点ではまだ脊柱管周囲の筋膜組織に対する矯正は行われていません。
 しかし彼女は直に仕事に復帰できるものと勘違いしてしまいました。数回の矯正セッションの後、軽減はするものの完全には消失しない症状に不安と焦りを感じている彼女に、現在生じている腰椎部の変化を明らかにするため、整形外科での精密検査を奨めました。結果は想像した通り“脊柱管狭窄症”の診断が下されました。しかしこの整形外科での診断により、その疾患名が明確となり、最終的に彼女は整形外科での処置を選択してしまいましたが、彼女の焦りと不安は取り除かれました。
 この様に、神経症状を発生させる疾患は特に、その状態を正確に認識することが大切であると言うことを解説するため、一つの例をあげました。


 52歳 男性 脊柱管狭窄症
 過去に数回の急性腰痛を繰り返していたWさんは、1ヶ月前から発生した右臀部から大腿、ふくらはぎに及ぶ激しい痛みと痺れを訴えオフィスを訪れました。Wさんの症状は、歩行で悪化し休息で軽減します。その症状は、六畳の部屋を三周歩くと激痛に襲われ、立っていることが出来ませんでした。
 Wさんの症状は一側性ですが、しゃがんだ姿勢で消失することから脊柱管狭窄症が疑われました。
 Wさんの症状は、フェイシャルディストーションモデルによる筋膜組織の歪曲分類と対応する矯正手順により、五回の矯正セッションで完全に消失しました。
 そして現在、Wさんには症状は再発していません。

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