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肘の痛み、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対するオーソパシックメディスン(医学名称 フェイシャルディストーションモデル)と現在の整形外科の概念とその処置を比較し、最新手技医療の即効性と必要性をここに紹介します。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは、手の関節や指を伸展させる筋肉と前腕を回外(外向きに回す)筋肉が付着する、上腕骨外側上顆と言うところに発生する損傷です。テニスなどのラケットを使うスポーツ、特にバックハンドにより発生することから“テニス肘”と言われてますが、単純な日常生活からも発症してしまいます。そして一旦発症するとその痛みは激しく、コップを持ったり蛇口を捻るなどの動作が出来なくなります。

整形外科では
基本的に保存療法を選択し、局所性麻酔や水溶性ステロイドなどを注射し、炎症を抑え、ストレッチや理学療法等で対処します。しかしながらこれらの処置では、即時の効果を得ることは出来ず、長期にわたり症状に苦しみ、日常生活、或いはスポーツ活動を制限されます。
オーソパシックメディスンでは
テニス肘は外傷の一つであると考えます。運動により繰り返される刺激、或いは数十年にわたる日常生活でのストレスが原因となり、筋肉、またはその筋肉が骨に付着した部分に異変が生じ、結果として炎症が起こります。その異変を直接的に矯正し還元させるので、従来にない効果を齎すことが可能です。
何故テニス肘は発症するのか?
現在の整形外科的概念では、“スポーツなどのOVER USE(使いすぎ)により筋肉の付着部や骨膜に微小な断裂や変性が生じ、炎症が起こる”とされています。
しかしながらその処置は、炎症のみに集中し、断裂や変性を還元するものではありません。
オーソパシックメディスンでは、患部に発生した断裂や変性をより深く分析しています。我々の体は骨や筋肉などのパーツを寄せ集め、組み立てられたものではありません。
それは小さな精子と卵子が結合し、細胞分裂を繰り返し、そして人体となり成長して行きます。したがって体を構成する筋肉や人体、骨、皮膚など、全ての組織はつながっています。
例えば筋肉は、徐々に腱(一般的にスジと言われる)に変化し、骨に近づくにつれ硬さを増し、骨膜に溶け込み骨へと変化しています。一般的に「付着部」と言う言葉があるので、腱や靭帯は骨にくっ付いているような感覚を受けますが、実際には徐々に変化しています。
その変化している部分には、骨のような硬さと腱や靭帯のような柔軟性との二つの性質を持った領域(中間領域)があります。
その中間領域は、常に外力に対しその硬さを変化させています。
異常な外力が中間ゾーンにかかったとき、中間ゾーンは硬さを変化させる能力を失います。それが痛みとして脳に表現され、炎症を起こし、周囲の筋肉を緊張させ、肘周囲の激しい痛みを発生させます。これがテニス肘の発生メカニズムです。
炎症は二次的産物に過ぎません。したがって本当の意味でのテニス肘の治療は、筋肉や腱に発生した裂傷と、その付着部の異常を元に戻すことです。
したがってオーソパシックメディスンでは、異常を起こした部分に直接矯正を用いることにより、短期間での治癒を齎すことが可能です。
言うまでもなくテニス肘は、骨盤や背骨が原因ではありません。それはどの医学書を見ても明確に書かれています。これは一般的な常識です。しかしながら日本では、民間療法に対する一定の基準がないため、いまだにこの疾患に対し首の骨を矯正しようとする愚かな考えを持つ者が多いようです。自然治癒能力を向上させて治癒させることの出来る外傷など存在しません。テニス肘を治癒させるには、その原因を適切に還元させることの出来る方法を選択することが肝要です。
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