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トリガーバンドとは、解りやすく言うと筋肉やその筋膜、靭帯、腱などの線維が、外力やストレスにより皺を寄せられた状態です。鞭打ち症や寝違え、捻挫、五十肩、疑似坐骨神経痛などの多くの損傷の原因となります。そしてそれはレントゲンなどでは確認することが出来ません。体には相当量のトリガーバンドと成り得る経路(パターン)が存在し、それは損傷の発生機序により異なります。
患者さんはその経路に沿って焼け付くような、或いは引っ張るような痛み訴えます。矯正は損傷を負った経路に沿って親指で圧力をかけながら、その経路の全長に沿って皺を伸ばすように進みます。例え患者さんの症状がその一部にしか存在しなくても、根底にある損傷はその経路全体に沿って広がっている傾向にあるので、全てを矯正する必要があります。そしてその矯正が正確に行われたなら、例え非力な女性が矯正を行ったとしても、患者さんにはかなりの痛みとして感じられます。
しかしながらその痛みは、矯正が正しく行われていることを確認する、良い指標となります。一旦、矯正が適切に行われたなら、その皺は伸ばされ正常な形状に還元されます。複雑化した慢性的疾患では、数回の矯正が必要ですが、即時の症状の軽減が確認出来ます。また、単純な急性損傷では、即時に矯正され完治するケースも少なくはありません。
トリガーバンドは6つの損傷タイプの中で最も一般的です。したがってフェイシャルディストーションモデル=トリガーバンドテクニックと勘違いされがちで、一貫性のないセラピストに他の手技療法とごちゃ混ぜにして使われる傾向にありますが、トリガーバンドは他の筋膜組織の歪曲タイプに関連しているので、それはフェイシャルディストーションモデルテクニックとは言えません。 |
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